ラベルライター「ネームランド i-ma」で遊んでみた

ラベルライター「ネームランド i-ma」で遊んでみた

2025-09/30

以前に電子部品を入れている棚の整理をするため、CASIO の「ネームランド i-ma」というラベルライターを購入した。

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整理後の部品棚はこんな感じ。いいかんじ♪

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私自身、ラベルライターを使うのは初めてで、購入前、本当に必要かと少し疑問に思っていた。ラベルシールを作成する際、シール用紙を買い普通のプリンタで印刷しても良い。つまり家庭においてラベルライターとは、そこまで必要ではないが、あると便利という立ち位置の製品だと思っていた。今も思ってる。

しかし、私たちには生まれながらに色々な場所にシールをぺたぺた貼ってまわりたいという欲求があるのではと思う。実際に使ってみると、家中をシールで荒らしていた悪〇キだった頃の記憶を思い出して、予想以上に楽しい製品であった。

ラベルライターはブラザーなど多くのメーカーが出しているが、私は次の理由でこの製品を選んだ。

  • デザイン、UI が良い
  • 約 6000 円とお手頃で、替えテープも安い
  • 困らない解像度 (200 dpi)
  • 電池駆動で電源コードがない
  • スマホでデザインを作成できる

他メーカーの製品は 1 万円を超えるものも多い。解像度は 300 dpi のものもあるが 200 dpi で困らなかった。

また製品のデザインが好きで、丸みを帯びた形状で業務用感がなくかわいい。正直 UI と見た目で選んだ。

中身を少し観察

本体を開けるとこのような感じ。テープはカセット式で、簡単に交換できる。テープの幅は 6mm、9mm、12mm、18mm の 4 種類が使える。電源は単 3 電池 6 本。ほかにも AC アダプタが使えるが別売。最近は充電式がトレンドだけれど、廃棄の際面倒だし、電池式で良いと思った。

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中の機構が面白かったので撮った。この製品は熱転写方式で、テープの裏側にインクリボンがついており、熱でそこのインクをテープに転写する。転写用のヒーターはカバーを閉じることで押し上げられ、テープに密着するようになっていた。こういうのすこ

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印刷

スマホアプリでデザインを作成し、Bluetooth で本体に送信して印刷する。アプリは iOS、Android 両方に対応している。アプリの UI は非常にシンプルで使いやすい。Bluetooth の接続も安定している。

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詳しい使い方は公式ページを見て欲しいけれど、印刷までの流れを少し書く。

公式ページ: https://www.casio.com/jp/label-writer/app/howto/

「ラベルを自由に作る」を押すと、編集画面になる。

写真のように一部を二行にするなどのレイアウトもできる。またフォントも豊富に用意されており、文字の大きさや配置、枠線やイラストも簡単に追加できる。作成したデザインはアプリ内に保存でき、後で再編集や再印刷できる。スマホの利点が生きていて良い。

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印刷するとこういう感じ。印刷品質はドットが少し見える程度で、文字もくっきりしている。ただヒーターとカッターの位置関係で、最後に2センチほど余白ができてしまっているのがわかる(3 円分くらい)。印刷速度はそこまで速くないが、待たされる感じはしなかった。

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余白を落とした状態。切り取り位置にガイドとなるドットが印刷される。このドットは目立たないし設定で消すことができる。

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世界に一つだけのボールペンの完成。

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複数ラベルをまとめて印刷

「デザインを揃えて印刷」という機能を使うと複数のラベルを一括で印刷でる。アプリで一つデザインを作成し、文字列だけを変更していくことで、簡単に複数のラベルを作成できる。自動的に連番を振る機能はなさそう。

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実際に棚のラベルを印刷した際、この機能を使った。まとめて印刷できるというのもあるし、ラベル毎に余白ができないので、テープを無駄にしないのも良い。

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おしまい

とても使いやすく買って良かった。購入したい方はこちらからどうぞ。

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ちなみに棚はアイリスオーヤマの工具箱を使っています。

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ご覧いただきありがとうございました。